アニサキス症
〜サバの生寿司にご用心!
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神戸は海を望む街です。新鮮な魚介類に恵まれていますが、
寄生虫症のアニサキス症も多く見受けます。
アニサキス症ってどんな病気?
関西ではサバの生寿司をよく食べます。サバは生で食べると体内に住み着いているアニサキスに感染して腹痛をおこしたり、蕁麻疹の原因になったりします。

おいしい生寿司にご用心?
サバは通常加熱調理されますが、酢でしっかりとしめるとアニサキスが死にますので、熱をとおさなくても生寿司として安全に食べる事ができます。生寿司は酸っぱいほど安全ですが、酢を控えるとまったりとしておいしい生寿司になります。しかしこういったおいしい生寿司にはアニサキスが活きたまま含まれてしまうことがあるので、注意が必要です。私は生寿司を食べるとき、しっかりサバの身を確認し、よく噛んで食べる事を御勧めします。
生寿司を食べた後おなかが痛くなったら?
サバの生寿司を食べた後、腹痛にみまわれたらすぐに消化器科を受診して内視鏡を受けてください。その際は絶飲食で来院されるとすぐに処置ができます。当院では開業後15年の間に2例アニサキス虫体の摘出を行いました。内視鏡の鉗子孔から生検鉗子を挿入し、先でつまんで摘出します。摘出に成功するとすぐに痛みから解放されます。上の写真では虫体が動いている状態です。半分は胃粘膜の中にもぐってしまっていますので、そのままではなかなか治りません。
→兵庫県神戸市長田区神楽町6-9-10 福井クリニック 電話078-612-0101
→問診票のダウンロード
2007.3.30初出(c) 福井クリニック院長 福井俊彦
(日本内科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会会員)