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(c) 1999-2012 無断転載禁止 |
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| 受診回数 | ニコチン依存症管理料 |
|---|---|
| 初回 | 230点 |
| 2回目 | 184点 |
| 3回目 | 184点 |
| 4回目 | 184点 |
| 最終回 | 180点 |
未成年の方や保険診療の禁煙治療に失敗して再挑戦する方などの診療コースです。治療費は総額5万円〜8万円が一般的ですが、当院では総額4万2千円を初診時一括でお支払いいただきます。(ニコチンパッチの薬剤費も含まれています。)受診は初診と再診を合わせ、計5回までです。
| 禁煙外来と投薬 | 目的 |
|---|---|
| 30mg×4週分 | 喫煙からの離脱 |
| 20mg×2週分 | ニコチン中毒の軽減 |
| 10mg×2週分 | ニコチンからの離脱 |
α4β2ニコチン受容体部分作動薬チャンピックス(バレニクリン)を使用する自費の禁煙コースです。最初たばこを吸いながら治療を開始しますので、気軽に禁煙がスタートできます。初診では診察、指導と2週間分の投薬を含め、15,750円です。再診は2週間毎合計5回ですが、一回2週間分の処方で12,600円(一日あたり900円)です。保険診療の制限がないため、場合によって延長することが可能です。例えば、海外旅行の前に始めれば、タバコ規制の厳しい国でも吸わずにいられます。気楽に禁煙にトライしてください。
たばこの煙には中毒や依存症を引き起こすニコチンのみならず、依存性を高めるためにアセトアルデヒドが添加されています。何度か吸ううちにニコチンが脳の中で神経伝達物質コリンの代わりに働くようになり、快楽物質ドパミンが大量に放出されます。この作用で気分が落ち着いたり頭が冴えたりしますが、反面、ニコチンが身体から抜けると苦しくなるようになります。ニコチンを補給するためにタバコを繰り返し吸わなければならなくなります。元の正常の脳にあったコリンは働かなくなってしまいます。脳の変化も進んでゆき、最後にはニコチンのためだけに生きる廃人の状態になります。
たばこの煙には大量の発がん物質や有害物質が含まれています。吸う人だけではなく、周りの人も同様に危険な状態になります。タバコの害は例のアスベストのように2、30年経ってから現れます。たばこは肺がん、口腔がん、喉頭がん、肺気腫、心筋梗塞、脳梗塞などの原因です。すべての死因の20%はタバコによるものです。数年前、たばこ規制を厳しくした国では、すでに循環器病の減少が報告されています。
また、煙草を吸うと老化が進むことが知られています。顔はタバコ顔といわれる風貌になってゆきます。独特の顔のしわ、色素沈着で薄黒い顔になります。歯周病の原因にもなり老年期まで健康な歯が保てません。タバコを吸うことって、本当にかっこ悪くて不健康なんです。たばこを吸う人は吸わない人より平均的に見て寿命が6年から8年短くなります。
脳細胞にニコチンのレセプター(受容体;くっつく場所)ができてしまっているので、たばこを吸う人は無意識ながら「死ななきゃやめれない」と錯覚しています。これはニコチンにだまされているだけです。禁煙外来でサポートを受けてニコチンパッチやチャンピックスで治療を受けると楽に禁煙できます。ただ、禁煙する気が全くない喫煙者が一部存在します。つまり約3割の喫煙者は禁煙が不可能で、そのような方のために現在まだ「たばこ」が販売されていると考えてください。
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受動喫煙から身を守るために、禁煙のレストランを利用しましょう!
日本禁煙学会認定専門医 福井俊彦
2009.7.13 情報改訂